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ファイルからこんなん出てきた。
なにを血迷っていたんだ、一か月半前の自分。(笑)
スモーカーいじりも大概にしないと石が飛んできそうです。
なにを血迷っていたんだ、一か月半前の自分。(笑)
スモーカーいじりも大概にしないと石が飛んできそうです。
「スモーカーさん、新聞みました?」
「あぁ、本部からも連絡があった」
「火拳のエースって、白髭の‥‥ですよね‥大丈夫なんでしょうか」
「大丈夫だ、アイツはそんな簡単に死ぬ奴じゃねェ。今にケロっと出てきて、人の心配を笑い飛ばすだろう‥‥心配は無用だ」
ちょっとかっこよさげに笑うスモーカー。
「‥‥いやあの、私が言ったのはそういうことではなくて‥」
「‥‥‥!!」
「その、‥戦争にならないかと‥」
まさかの失態にびっくりのスモーカー。
「‥‥たしぎ、コーヒー持ってこい。なんだか疲れてるみてェだ」
「は、はい!すぐに」
誤魔化しきれないスモーカー。
頭を抱えながら新聞の切り抜きをそっとデスクに忍ばせます。
「危ねェ‥‥たしぎにだって知れちゃ終わりだ、俺としたことが‥」
たしぎがコーヒーを持って再び登場。
少し顔が引きつってます。
「ス、スモーカーさん!コーヒーです」
「おう、悪いな」
「いえ‥(大分疲れてるんだわ‥スモーカーさんがあんなトンチンカンなことを言うなんて‥少しでも役に立つよう私も頑張らなきゃ‥って、えぇ?!)」
火拳のエース関連記事のところだけ綺麗に抜き取られているのを目撃したたしぎ。
切り抜きは一体どこへ?と見渡すと、わずかにデスクの引き出しから新聞の切れ端がのぞいています。
いろいろと焦るたしぎ。
「スモーカーさん、あの‥お聞きしたいことが‥」
「悪いが、俺も聞きてェことがある。先にいいか?」
「あ、ど、どうぞ‥」
「インペルダウンへの異動願は何処に出せばいい?さっきから調べているんだがさっぱりだ。お前、知ってるか?」
知りませんそんなもの、と言いたくても言えないたしぎ。というか開いた口が塞がらないたしぎ。
「お前も知らねェか‥仕方ない、本部に連絡を‥」
「~~っ!スモーカーさんっ!」
マズい!それだけは阻止しないといけない。
スモーカーはインペルダウンに行ったら確実に免職される気がする。
たしぎは必死で笑顔を保ったまま、電伝虫目掛けて飛び掛かった。
「なにしてんだ、たしぎ」
「いえ、あの‥‥その本部への連絡、私がやっておきます‥!」
「お前が?」
「ええ、ばっちり聞いておきます!」
たしぎの満面の笑みに怪訝な表情のスモーカー。
「‥‥怪しいな」
「何言ってるんですか!スモーカーさんが聞くより私が聞いた方がずっと相手の対応がいいですよ!ね、どうですかスモーカーさん?!そうしませんか?!」
最早ごり押しに近い。
「確かに一理あるな。‥じゃあたしぎ、この件はおまえに任せる」
「ありがとうございますっ!」
安堵してハァと息を吐くたしぎ。
とりあえずスモーカーには後日、「聞いてみましたけど‥どうも定員一杯で、異動願も受け付けないと言われました」とでも言おうと決意した。
「そうだ、たしぎ。ついでに本部に言っとけ」
「なんですか?」
「囚人の報告資料が足りねェ。あれじゃインペルダウンで何されてるか‥‥気が気じゃねェだろってな」
コーヒーを啜るスモーカーにがくりと肩を落とすたしぎ。
彼女の心労は絶えない。
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ってなことを書いてた自分。
きっと血迷ってたんだと思う。うん。
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