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クリスマスなスモエー。
趣味に走りすぎて、若干スモーカーがイジラレてます。
というか、かっこいいイメージ丸つぶれです。
大丈夫な方だけどうぞ。
趣味に走りすぎて、若干スモーカーがイジラレてます。
というか、かっこいいイメージ丸つぶれです。
大丈夫な方だけどうぞ。
仕事から帰ってくるなりポストを見て来いと言われて、スモーカーは今し方入ってきたばかりのエントランスへ向う。
すっかり冬の空気、エレベーターの中さえ凍えそうで、コートは羽織ってくるべきだったかなんて嘆息する。
『さっき、サンタが来たんだ』
いい歳の自分に、サンタがプレゼントを持ってくるわけがない。
幼いころはまだ、それなりに信じていた気もするがそれも昔の話だ。どうせ仕込んでいるのはエースだろう。
分かっていたつもりだけれど、開けたポストの中に赤い包装紙に包まれた箱を見つけて、スモーカーの顔は思わず綻んだ。
すぐさま手に取ってみる。思っていたよりも重い。
中身は分からないけれど、これがクリスマスプレゼントというわけか、と。
口元を優しくゆがめながら、スモーカーは部屋に戻るためのエレベーターに乗りこんだ。
「どうだった?サンタは何か持ってきてたか?」
ソファに寄りかかりながら振り向いたエースは、まるで子供だった。
サンタと言いながらも、自分が置いたものだと気づいて欲しいかのように、その目は期待で溢れている。
けれど、ここですぐ「おまえだろ」と言ってしまっては、きっとエースは「ノリ悪ィな」なんて言って機嫌を損ねてしまうから。
子供みたいな笑顔に乗せられてみる。
「あぁ、こんなもん持ってきやがった」
たまらずエレベーターで開けた箱の中には、携帯ゲーム機とソフトが入っていた。
「お、なかなかセンスいいの持ってきたな」
「どこがだ、俺をなめてやがる」
「どうして?」
エースは今にも吹き出しそうに肩を震わせている。
入っていたゲーム機は勿論だが、ソフトの方も一度、あのふざけた上司にやってみろと言われてやったことがあるから、見覚えがあった。
なかなか苦々しいものだ。こんなものが出来たからって、なんだと言うのか。
「いいじゃねェか脳トレ、アンタ頭固そうだし」
「固くねェ」
「なぞなぞも出来ねェのに?」
「関係ねェだろう」
「拗ねんなよ、サンタが可哀そうだろ?」
そうやってサンタを気遣う振りをしていたって、目が笑っていては意味がない。
どうせ、あのふざけた上司――シャンクスから聞いたのだろう。
あの時も脳年齢70だか80の結果に爆笑していたシャンクスが、隣でなにやらメールを打っていた。
相手はエースだろうと思ってはいたが、まさかこうやってプレゼントのネタにされるとは。
あの二人に笑われて、溜息が出ないわけがない。
「まぁいい、サンタは随分とバカみたいだからな‥大目に見てやろう」
「ひっでェ、さすがの俺も傷つくぜ」
「おまえは関係ねェんだろう?」
「うっ‥‥友達なんだよ、サンタと」
拗ねるような仕草をみせて、エースはソファに沈んだ。
その表情はどこか嬉しそうに緩んでいる。
スモーカーはそれを横に見て、鞄から何かを取り出して放り投げた。
「ん、なんだコレ」
咄嗟に手を出して受け取ったそれを、エースがまじまじと見つめる。
それは偉く高そうなネクタイが入った箱で、エースは思わず口をあけてスモーカーをみた。
「これ‥‥」
「内定も決まったことだ、たまにはいいもん付けろ」
「アンタが選んだの?」
「いや、‥‥サンタがおまえに渡してくれって言ってきた」
少しずるい顔をみせると、途端にエースは笑った。
アンタがそんな冗談を言えるなんて、頭が固いと言ったのは前言撤回だ、と。
「やっぱセンスいいじゃねェか、サンタは」
「どうだかな」
ありがとうと言って、すぐさまネクタイを締めてみせようとするエースを紫煙を燻らせながらスモーカーは見詰めた。
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やっちった・・
スモーカーはあの脳トレゲームやってたらモエる。というか苦戦してたらモエるとか思ってたら手が勝手に・・。
とにかくメリークリスマス!です。
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